阪急西宮ガーデンズの世界観がそのまま駅前に_西宮北口駅直結「ゲート館」11/21開業
「“西宮の庭”として地域に親しまれている、阪急西宮ガーデンズが10周年をむかえ、累計1億9700万人の来場者を記録」
「そして11月21日、駅直結のゲート館が開業し、阪急西宮ガーデンズはさらにバージョンアップする」
いま、「関西で住みたい街ランキング」のトップに躍り出る街―――西宮。
その西宮北口駅前に、新しいランドマークが出現する。
その名も、阪急西宮ガーデンズ ゲート館。
「ゲート」と名がつくとおり、この新ランドマークを抜けると、その先には「西日本最大級のショッピングセンター」といわれる阪急西宮ガーデンズへとつながっている。
このゲート館が11月21日にグランドオープンするのを前に、メディア説明会が行われ、会場には阪急阪神不動産 若林常夫 代表取締役社長、同 川瀬博基 開発グループ課長、阪急阪神ビルマネジメント 三輪谷雅明 常務執行役員 阪急西宮ガーデンズ館長が登壇。
ゲート館のコンセプトをはじめ、ここでしか体験できない空間演出・テナント展開などを語った。
子育て世代を中心に、すべての世代がターゲット
阪急神戸線 西宮北口駅 に直結する阪急西宮ガーデンズ ゲート館は、地下1階・地上10階構造。
今津線ホームにそってたつビルのなかには、関西初出店の GRANNY SMITH APPLE PIE & COFFEE や、兵庫県初出店の good spoon 、妊活や子育てメニューなどもそろえる レディース & ARTクリニックサンタルクス、西宮北口こどもの園(認可保育所)、アップ教育企画が手がける進学館や個別館、関西学院大学などが入る。
記者会見に登壇した若林社長や川瀬課長、三輪谷館長は、阪急西宮ガーデンズの既存ユーザー像について「40代のファミリー層を中心に10代から60・70・80代まで、幅広い人たちに親しまれている」と語る。
今回オープンするゲート館については、「保育所から学習塾、大学まで構えることから、既存のガーデンズユーザーよりも幅広い利用を見込む」「駅直結という立地から、ガーデンズの世界観をコンパクトにまとめた空間で、関西初出店の上品アップルパイやカフェ、バーなどを楽しんでもらえるはず」とも話していた。
気になる館内の雰囲気や、関西初出店の名物アップルパイのシズル感は、このあとの続報で公開することにして、オープン前の記者発表で鉄道チャンネルが気になった「いいね」ポイントを……。
ゲート館から阪急西宮車庫が見おろせる!
関西初出店の GRANNY SMITH APPLE PIE & COFFEE や、兵庫県初出店の good spoon 、1階の路面からアクセスできるバーや居酒屋、クッキングスタジオなどの詳細は、このあとの記事で公開するとして、鉄道チャンネル取材班がまず気になったのは、上階からのながめ。
西宮北口駅直結のゲート館だからこそみえる、鉄道ビューがあった。
大きな窓から見おろせたのは、阪急西宮車庫。そのむこうには、伊丹空港を離着陸する旅客機がみえる。このビュースポットも、子どもたちの注目を集めそう……。
阪急阪神ビルマネジメントの三輪谷館長は会見で、「地元の子どもたち」という言葉をまじえながら、こう伝えていた。
「西宮市は関西学院大学、甲南大学などの大学をはじめ、大学院や学習塾などが点在する文教都市として知られている。ゲート館は、子育て支援、教育、立ち寄りスポットといった、3つのテーマでテナントを構成。すべての世代に親しまれる西宮をこれからもつくっていきたい」
この阪急西宮ガーデンズ ゲート館の事業主は、阪急電鉄、阪急阪神不動産。運営は阪急西宮ガーデンズと同じく阪急阪神ビルマネジメント。次回は、真新しい館内の演出や関西初出店グルメの詳細を―――。