佐々で12分間停車、鋭気を養って佐世保に向けて進行します

仲良くなった運転士さんも戻ってきて「さぁ、行きますか」と佐世保に向かいます。ここからは快速佐世保行になります。

単式ホームにMR-609号車が駐まっていました。ラッピング列車です。見ていたら単式ホームは佐世保側に繋がっていました。

右の単式ホーム側を見ていたので撮れませんでしたが左側には車両基地がありました。

佐々川の支流を渡ります。

小浦駅です。横に太陽発電が列んでいます。この辺りから線路は真南に向かっていて、のぼった太陽が正面に入ります。

駅名標。1931年(昭和6年)開業の古い駅なのでホームが長い!駅名標が遠いのです。

真申(まさる)駅。この駅から再び佐世保市に入ります。快速は停車しません。

1931年(昭和6年)小浦と同じ年に開業しました。島式ホーム1面2線。ホームが長いですね。

駅名標、後の建設機械にピントがあっているというのは走ってる列車から撮影したからです。見えませんが、その向こうは海です。

棚方駅。1989年(平成元年)松浦鉄道転換時に開業。やはり、1990年(平成2年)開業グループ里、鳴石、波瀬/1991、福島口、鷹島口、前浜、西木場、中田平、西田平、いのつき)に似ています。

駅名標。ニュータウンが造成され、この駅辺りから佐世保のベッドタウンが始まるのかな。

相浦の町が眼下に広がっています。

県道139号線の跨線橋の向こうに相浦駅が見えました。

右手に港があります。ホームの港側に広がるのは、かつての貨物駅の名残り、石炭輸送が盛んな時代が残したものです。

島式ホーム1面2線です。1920年(大正9年)開業。奥の嵩上げされた部分が現役ホームです。手前の階段が下にある駅出入り口につながっています。

列車交換です。右の住宅街は貨物ヤード跡に造成されています。

駅名標。沖に浮かぶ黒島には修道院とカトリック教会(黒島天主堂)があります。黒島行のフェリーが相浦港から出ているのです。

終点の佐世保に近づいてきました。【私鉄に乗ろう 27】松浦鉄道 西九州線 伊万里〜佐世保 その8(10) に続きます。

(写真・記事/住田至朗)