【私鉄に乗ろう 40】小湊鉄道線 その2
1.4kmで上総山田駅。
相対式ホーム2面2線。駅舎に向かって使われていない側線が伸びています。ここの駅舎も登録有形文化財です。
上総中野方面2番線ホーム。
1番線ホームの駅名標。1925年(大正14年)の開業時は養老川駅でした。1954年(昭和29年)に上総山田駅に改称されました。小湊鉄道は五井駅から養老渓谷駅まで養老川に沿って走っています。
養老川を渡ります。
2.0kmで光風台駅。大きな跨線橋があります。
島式ホーム1面2線、駅舎は跨線橋を渡った右側。
ホームから見える光風台団地が造成されたために1976年(昭和51年)に新設された小湊鉄道では一番新しい駅です。光風台団地も造成から40年経って人口が減少傾向。30代で家を建てて入居した人も70代です。
駅名標。背景は光風台団地が造成される前の田園風景のままという感じです。
1.8kmで馬立駅。相対式ホーム2面2線に側線もあります。
駅名標。馬立は駅の所在地名です。ここまで上総は「かずさ」と表記されていましたが、この駅名標では隣の上総牛久が「かづさうしく」と表記されています。
駅舎は登録有形文化財。
上総牛久駅までは小湊鉄道で2番目に駅間が長く4.0kmあります。
また養老川を渡ります。
上総牛久駅。2面3線。
駅舎は右の五井方面ホームにあります。国の登録有形文化財です。
この駅までが自動閉塞ですが、ここから里見駅までが票券閉塞式になるので駅員さんがタブレットを持って待っています。
これから閑散区間に入ってゆきます。【私鉄に乗ろう 40】小湊鉄道線 その3 に続きます。
(写真・記事/住田至朗)