ecboは、12月15日から、JR品川駅・池袋駅に ecbo cloak を導入。荷物一時預かりサービスを展開する。

JR東日本の品川駅や池袋駅は、近年の観光客増加を背景に、コインロッカーの不足や手荷物預かり所の混雑による混乱が発生している。

スーツケースも入る大型サイズのコインロッカーの数は、品川駅は180個、池袋駅は96個で、「極めて少ない状況」という。

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加えて、品川駅はビジネス利用が、池袋駅はショッピング・レジャー利用が多く、出張時や外回り中、仕事後の荷物を預けることによって、忙しいビジネスマンも身軽に移動し行動の幅を広げられる。

また、買い物客や観光客も、買い物袋やスーツケースなどを事前予約で確実に預けられることから、レジャー・観光をよりスムーズに楽しめる。年末年始の帰省や冬休みの旅行などにも役立つと期待される。

ecboは、2017年12月よりJR東日本の東京駅構内4か所に ecbo cloak を導入。荷物の一時預かりを展開してきた。

この ecbo cloak の導入で、東京駅では例年と比較して手荷物預かり所の売上が増加し、現在その売上の6%を ecbo cloak 利用が占めている。

これは、ecbo cloakの「多言語対応」「事前予約で並ばずに預け入れ可能」「複数日預かり可能」といった利便性で、国内客・訪日観光客ともに利用が増加したことが大きな理由のひとつという。