桜木町駅にゆれる東横線の残像
みなとみらい線が開通し、東急 東横線 横浜~桜木町間に電車の往来が消えて14年。JR桜木町駅から見えた東横線のいま―――。
横浜市都市整備局は2015年末、この東横線跡地整備事業(廃線区間)当初の「自転車も通れる遊歩道」という計画をやめ、歩行者専用道路に変更。事業期間は2021年度までに延長した。
国道16号とJR京浜東北・根岸線の間に残る東横線高架橋は、自転車と歩行者の専用道として十分な幅員がない、ステーションオアシス計画との整合性が図れないといった現状がある。
80億円もかけるならば、耐震補強だけ施してこのままで―――東横線の高架橋が途切れるその脇を、横浜市営バスがするすると通り抜ける。