マニラ・ライトレールのLRT-1線(通称・グリーンライン)に、3年契約のネーミングライツによる「ヤマハモニュメント駅」が誕生。

駅に近接する10thアベニューは、道路の左右に無数のバイクショップが軒を連ねるフィリピン最大級のバイク街。

若い男女の乗降客が多く、ヤマハの現地法人Yamaha Motor Philippines, Inc.(YMPH)が展開中の「ミオレニアル・キャンペーン」などを、この駅から発信していく。

MotoGPライダーのバレンティーノ・ロッシも駅に立つ!

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マニラ市内を走るLRTの駅から、ラッピング広告に包まれた車両に乗り込もうとしているのは、世界最高峰の二輪車レースMotoGPのスーパースター、バレンティーノ・ロッシ選手(黄色い帽子)。

好調な経済を背景に、拡大を続けるフィリピン二輪車市場。なかでも成長著しいAT(オートマチック)カテゴリーを牽引する、ヤマハ「Mio(ミオ)」シリーズ。この写真は、そのプロモーションのために訪れたフィリピン滞在中の一枚。

ロッシたちは、ターミナル駅からLRTに乗り込み、若者たちが電車を待つヤマハモニュメント駅に降り立つ。

ホームには「Mio」の看板が並び、「次はヤマハモニュメント駅です」という車内アナウンスとともに、ラッピング広告車両が一日に何度も行き交う。

ロッシらは、このバイク街の特設ステージで開かれたイベントにも登場し、熱狂的な歓迎を受けてフィリピンのファンと交流。

同社アセアン営業部の遠藤渉は、「若者たちの利用が非常に多い駅。また、この駅と近接する10thアベニューの一帯は、フィリピン最大級のバイク街でもある」と伝えている。

「成長するATカテゴリーで当社は7割以上を占有。その圧倒的な支持を牽引しているのが『Mio』シリーズ。フィリピンに限らず、ヤマハはこれまでもインドネシアやタイ、ベトナムなど、マニュアルミッション(MT)車が中心だった市場にAT車で切り込んでブレークスルーを実現してきた。AT車の機能訴求という種まきと、イメージ訴求という水まき。長期的な戦略に取り組んできたこの土壌に、経済成長によっていよいよフィリピンの購買力が本格的に乗ってきたというのが現在のステージ」