トップ画像は7000形で唯一、旧塗色を維持している7018です。

さて西町から0.3kmで上本町停留場。いぜんとして街中ではありますが中心街という雰囲気ではなくなってきました。

0.3kmで広貫堂前停留場。広貫堂というのは、1876年(明治9年)に創業した富山の薬メーカーです。1913年(大正2年)に停留場が作られた時には当然あったワケですね。交差点を左折した右側に本社が建っています。歴史があるので”広貫堂資料館”という施設もあって「富山の売薬」の歴史が紹介されているそうです。

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0.2km、ちょっと近過ぎる様な気もしますが、西中野停留場です。

0.3kmで小泉町停留場。1950年(昭和25年)開業なので新しい(?)停留場です。

0.4kmで堀川小泉停留場。歩道橋で停留場に渡る様になっています。

街中ですが、高い建物が少なくなってきました。

0.3kmで大町停留場。次は終点の南富山駅前です。

県道43号を外れて、軌道は右に曲がる様です。

広告の無い、アッサリした印象の7000形電車(7012)とすれ違います。

軌道は富山地方鉄道上滝線の踏切の手前を右にカーブします。

左が富山地方鉄道上滝線の線路です。

南富山駅、富山地方鉄道研修センターの建物があります。

右に停留場、構内踏切の奥は車庫(南富山車両区)です。構内踏切を渡って左には富山地方鉄道上滝線・不二越線の南富山駅ホームがあります。

ここまで乗って来た7000形7015号、スイッチ・バックして2系統大学前行になります。親切な運転士さんが写っています。

7000形7015号の入口付近。

と言ふ理由で、このまま2系統大学前まで乗り継ぎます。【私鉄に乗ろう 47】富山地方鉄道市内軌道線 その3 に続きます。

(写真・記事/住田至朗)