京浜急行電鉄は、ベンチャー企業への出資枠を2018年度から新設する。オープンイノベーションを推進する新たな取り組みの一環。

同社が新設する出資枠は、京急沿線のライフスタイルを豊かにし、持続可能な社会を築く事業や、同社既存事業とのシナジーを見込める事業を展開しているシード・アーリーステージのベンチャー企業などに対し、数百万円から数千万円を予定。

出資先企業には京急グループのリソースを活用した製品・サービスの社会実装支援も行う。

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2017年10月より実施している新規事業創出プログラム「KEIKYUアクセラレーター」と連動し、採択企業を中心に出資を検討していく。

また同社は、不確実性の高い市場に挑戦するベンチャー企業に出資することから、スピード感を持ってこの出資枠を運用。オープンイノベーションの取り組みを積極的にすすめ、次年度以降さらなる出資枠の拡大を検討していく。