早春の廃線跡 鉄路が生い茂る草に覆われる前に歩くベストシーズンですよ!
雑誌「旅と鉄道」5月号は 廃線歩き 廃線を復活させたロストラインスポットを特集
廃線を歩く、廃線を探す、廃線施設で遊ぶ、廃線の楽しみ方を一挙に紹介します。
○メインルポは地図研究家の今尾恵介氏が歩く広島・可部線跡と信越本線跡碓氷峠
「旅と鉄道」の連載企画「みんなで作る鉄道人気ランキング」で、好きな廃線東日本編で第1位に輝いた信越本線碓氷峠越え(群馬県・長野県)と、西日本編第1位に輝いた可部線(広島県)の旅、取材を敢行しています。可部線には地図研究者の今尾恵介さんが、地図を片手に旅に出ました。地図研究家であり廃線の著書も多く手がけている今尾恵介氏が、新旧の地形図を片手に広島県の可部線と宇品線の跡を探し歩きます。碓氷峠の信越本線では、新線を探しながら、旧線歩きを紹介しています。※トップ画像参照
○歩ける廃線跡20
気軽に散策、ハイキングに好適な廃線跡を紹介しています。
○北海道タウシュベツ川橋梁
崩れかけたシルエット、1年の半分は湖に沈んでいるという神秘的な廃線、北海道の士幌線跡のタウシュベツ川橋梁の美しさをグラビアで掲載しています。いつ崩れ落ちるかもわからない、はかない廃線の“今”がここにあります。
○都市部に眠る廃線跡を探す 日帰り廃線巡りの旅
東京編は上野から都電専用軌道から旅をはじめ、晴海橋梁、浜離宮前踏切、東横フラワー緑道、汽車道へと歩く日帰り廃線めぐり旅。
大阪編は、旧逢坂山隧道や江若鉄道跡、福知山線跡へとまわります。
○各地で続々と復活 ロストラインスポットをクローズアップ
2017年春に、車庫に眠っていた気動車を運転、廃線跡を自転車で走るアトラクションが話題の「神岡鉄道レールマウンテンバイクガッタンゴー」、旧小坂駅構内を寝台特急「あけぼの」が走り、車内を宿泊施設として活用している「小坂鉄道レールパーク」、かつて日本一高かった高さ105mの高千穂橋梁をトロッコで渡る「高千穂あまてらす鉄道」など、今、とても熱いロストラインスポットが紹介されています。
○追悼 廃線歩きの巨匠 掘淳一
2017年11月に急逝された故・堀淳一氏を追悼する企画。地図を片手に北海道中の廃線跡を歩いたエッセイストであり、北海道大学名誉教授の堀氏の数多い手記から標津線の旅を取り上げ、氏の功績とともに紹介しています。
○特別綴じ込み付録
小浜線MAPが付いています。
○書誌情報
書名:旅と鉄道 2018年5月号
仕様:A4変形版 128ページ
定価:本体926円+税
発売日:2018年3月20日