【終端駅 33】大井川鐵道井川線 井川駅

2018.04.04

ホントに深い山の中

一般的な意味で大井川鐵道井川線は、普通の鉄道ではありません。詳しくはコラム【私鉄に乗ろう】で紹介しますが、簡単に言うと大井川の上流に水力発電所を作るための資材などを運搬するために敷設された専用鉄道です。現在も鉄道施設は電力会社(中部電力)が所有しています。

井川駅は井川線25.5kmの終点。2014年(平成26年)に訪れた時は、台風による崩土のために接岨峡温泉〜井川間が不通になった直後で2017年(平成29年)に復旧してからようやく訪れました。井川線の3分の1はトンネルと橋梁です。最後の61トンネルを抜けると、そのまま井川駅になります。。

井川駅はカーブしながら長いホームがあります。

駅の横を通る県道60号線の看板。

看板の付いていた橋は、ここで分岐して1.1km先の貨物駅堂平までの貨物線、すぐにトンネルになっていますが休止中。実質的には使われていません。駅名標のある左側に井川駅のホームがのびています。

井川駅舎。駅の周囲に実質的に人家はありませんから駅員さんは毎朝最初の電車で来て終電で戻ってゆくのでしょうか。ちなみに駅は深い山の中ですが、住所は静岡市内です。静岡県内の鉄道駅では最も標高が高く686m。

県道から井川駅を見上げます。利用者は実質的に観光客だけです。道路票にある27km先の畑薙ダム用建設資材も井川線で運ぶ計画があって井川本村を通る鉄道線を延伸する計画もあったのですが、結局堂平駅まで運んで、そこからはトラック輸送になったそうです。ちょっと残念ですね。

井川本村(旧井川村)までは直線距離でも3km(道路では倍以上?)離れていて、井川湖には無料の渡し船があるそうです。井川本村に宿泊する予定を組んでゆっくり再訪したいですねぇ。ちなみに大井川本線と井川線が乗り放題のフリーきっぷは4400円、2日間有効です。

(写真・記事/住田至朗)


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