【私鉄に乗ろう81】で東武伊勢崎線(スカイツリーライン)の浅草駅〜東武動物公園駅から日光線に行ってしまったのですが、実際の旅では東武動物公園駅から、そのまま伊勢崎線で南栗橋駅まで行きました。トップ画像はその時南栗橋まで乗って来た東武70000系。2017年から営業運転している東京メトロ日比谷線との直通運転用に製造された車両です。

東武動物公園の駅名標。伊勢崎線は和戸駅に向かいます。伊勢崎線のラインカラーは赤です。

東武動物公園駅からは、東急5000系の急行久喜行に乗ります。東武動物公園から久喜までは各駅停車します。東武線で東急の電車に乗るのは些か不思議な気分であります。

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東武日光線が急カーブで右に分岐してゆきます。伊勢崎線はまっすぐ。

これが東急5000系の運転台。

2.9kmで和戸駅。島式ホーム1面2線。

駅名標。1899年(明治32年)仮停車場として開業。1915年(大正4年)あるいは1919年(大正8年)現在位置に移転。東武本線急行停車駅では乗降人員が最少の平均4073人/日(2017年)。

真っ直ぐですねぇ。首都圏中央連絡自動車道が上を横切っています。

東武50050型とすれ違います。

3.8kmで久喜駅。左にJR東北本線(宇都宮線)久喜駅。自由通路兼橋上駅舎があります。

島式ホームと単式ホーム、2面3線。島式ホームの対面に館林行列車(東武10030系)が停まっています。到着後、急行久喜行からこの車両に乗り換えて館林に向かいます。

乗換で時間が無く、駅名標もホームも乗換た車両も撮影できませんでした。東北本線の元になった日本鉄道の駅が1885年(明治18年)に開業。1899年(明治32年)東武鉄道が北千住駅から久喜駅まで開業。1906年(明治39年)に日本鉄道は国有化され、久喜は鐵道院と東武鉄道の駅に。1970年(昭和45年)に現在の橋上駅舎(三代目)が完成しています。

では、【私鉄に乗ろう 82】東武伊勢崎線東武動物公園以北 その2 に続きます。

(写真・記事/住田至朗)