駅名標。1927年(昭和2年)開業。駅名になっている茂林寺は駅から徒歩8〜10分。曹洞宗のお寺。分福茶釜ゆかりの寺で有名。平凡社東洋文庫の『甲子夜話』(松浦静山)に登場するのですが筆者は未読です。

久しぶりに高い建物が見えます。ガスタンクもあります。

館林駅が見えてきました。茂林寺前駅から2.2km。

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館林駅は伊勢崎線の他に、小泉線、佐野線の起点駅。無闇に側線があるのは何故かな。駅の北に南栗橋車両管区館林出張所(旧・館林検修区)があります。島式ホーム2面5線。1番線は佐野線葛生方面、2・3番線は伊勢崎線上下、4番線は小泉線西小泉方面、5番線は伊勢崎線の折返し・待避用です。

また南側には津覇車輛工業もあります。運転士・車掌の所属する館林乗務管区も併設されています。

この電車は館林行、おそらく折り返すので5番線に入ります。

駅名標。1907年(明治40年)開業。2009年(平成21年)に東西自由通路と橋上駅舎が完成。写真奥のホームが2番線、1番線は左に行った切り欠きホーム。対面の3番線、左の方に切り欠きホームの4番線があります。

館林でようやく遅い昼食。木造駅舎は1937年(昭和12年)の建造。

右奥(伊勢崎方面側)に自由通路と橋上駅舎があります。

とりあえず中食を済ませて、切り欠きホームの4番線から小泉線西小泉行に乗ります。

小泉線8000系電車。2両ワンマン編成。奥に同じく切り欠きホーム1番線に停まる佐野線の8000系も見えています。

では、【私鉄に乗ろう 82】東武小泉線 その1(6) に続きます。

(写真・記事/住田至朗)