国内最大級クラシック音楽祭典、上野に感動と拍手と笑いの桜吹雪

2018.04.06

東京に春の訪れを告げる、クラシック音楽の奏で―――。

東京・上野で、国内最大級のクラシック音楽祭典「東京・春・音楽祭 −東京のオペラの森2018」が、4月15日まで開催中。

東京・春・音楽祭 −東京のオペラの森2018は、上野恩賜公園(東京)、東京文化会館、東京藝術大学奏楽堂(大学構内)、上野学園 石橋メモリアルホール、国立科学博物館、東京国立博物館、東京都美術館、国立西洋美術館、上野の森美術館などを舞台に、街中をクラシック音楽で染めるイベント。

あす4月7日から最終日の4月15日にかけては、音楽物語 《ぞうのババール》、ストラヴィンスキーの室内楽~高橋礼恵&ビョルン・レーマン ピアノ・デュオ、ブラームスの室内楽 V、エリーザベト・レオンスカヤ (ピアノ)、ローエングリン、ウェールズ弦楽四重奏団、にほんのうたVIII~東京オペラシンガーズ、N響メンバーによる室内楽、「プーシキン美術館展」プレ・コンサート vol.2、クラウス・フロリアン・フォークト(テノール) II 、東博でバッハ vol.41 川田知子(ヴァイオリン)、昼下がりのアルゼンチン・タンゴ、郷古 廉(ヴァイオリン)&加藤洋之(ピアノ)、北川 翔 (バラライカ) & 大田智美 (アコーディオン)、ベルリン・フィルのメンバーによる室内楽、ロッシーニ 《スターバト・マーテル》 (没後150年記念)などが行われる。

あす4月7日は、ストラヴィンスキーの室内楽~高橋礼恵&ビョルン・レーマン ピアノ・デュオ~ピアノ・デュオが創り出すバレエ・リュスの世界――《春の祭典》&《ペトルーシュカ》が、東京藝術大学奏楽堂で行われる。

「ベルリンを中心に欧州各国で活躍するピアノ・デュオによるストラヴィンスキーのバレエ音楽をお届け。オーケストラに勝るとも劣らないシンフォニックな世界を、ピアノならではの世界観で楽しんで」

公演の詳細やチケットは、公式サイトプログラムリストをチェック。

「指揮者の気分、人生初体験」な貴重体験も

3月30日〜4月1日には、体験イベント「指揮者はあなた! Conduct Us in 上野公園」が行われ、巧みで見事な演奏力に、歓声と拍手がわいた。

この「指揮者はあなた!」は、約40人のオーケストラを前に、一般参加者が指揮者となって「ぶっつけ本番演奏」。

プロのオーケストラを前に、老若男女、さまざまな世代が「なりきり指揮者」に。

子どもたちはリズムを速めたり、急にスローにしたりと、プロ相手に無茶振り全開!

どんなに無茶な指揮者の要望も、すべて受け入れ、指揮棒にあわせて演奏を続けるプロ演奏家たちに、観客は拍手。大盛り上がり。

当日の模範演奏を指揮した指揮者 奥村伸樹氏は、「CDやレコードもいいけど、オーケストラはぜひ生演奏を間近で聞いてもらいたい。音楽が左へ右へ奥行きへ、手前へ『動く感覚』を体感してほしい。『指揮者はあなた!』もそんな体験ができるイベントのひとつ」と。

「オーケストラは、ひとり一音ずつしか出せないのを、みんなであわせて奏でる音楽。チームプレーの楽しさ、奥深さを、生の音で近い距離でぜひ体感して」

実際に、恐る恐る指揮棒を振ってみると、まさに40人の演奏家たちがその指揮の振り方でドッと動くのを実感。どこまでも優しくこちらを見つめ、ド素人の指揮にあわせて音をつむいでいく。

やってる本人は、動く音楽に感動。見ている観客は、プロの技術と演奏力、青空に響くオーケストラの奏でに、惜しみない拍手。「人生初のなりきり指揮者」に、参加者はみな「楽しかった」「感動した」と笑っていた。

上野公園に楽団の音色と笑い声「指揮者はあなた!」フォト集

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