尾久車両センターで虎視眈々となにかを待つ中央線E257系。そのむこうに、かすかにみえるE353系。

東京・新宿と甲府・松本・南小谷を結ぶ、中央線 特急 あずさ・かいじ。

新幹線ネットワークがひろがるなか、JR東日本エリアの在来線特急でその存在感をがっちりキープしてるのが、中央線特急あずさ・かいじ と 常磐線特急ひたち。

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その“アルプスの神”―――特急あずさ・かいじ が2019年3月、E353系に統一。中央線特急E353系時代へ。

速くなって「スーパー」削除

このE353系化で、平均所要時間は新宿~甲府が3分短縮されて1時間32分に。新宿~松本は6分短縮して2時間38分に。

上り列車の あずさ12号は、松本~新宿を最速2時間23分で結ぶ。すっごい速くなった。

そして、常磐線特急ひたち に追従するように、「スーパーひたち」のスーパーをとる。

これで、「あっ、次のスーパーあずさで行くから」といった、スーパーな表現も消える。