旅の1日目の夜は、深セン在住の先輩のご自宅に泊めてもらい、無事に2日目の朝を迎えました。

目的地に向かうため、徒歩でタクシーの捕まえやすい大通りまで移動すると、昨夜は暗くて見えなかったものが、見えてきました。

ここは深セン地下鉄2号線(蛇口線)、11号線(機場線)を通る后海駅から車で10分程離れた地域。

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深センは、経済特区となってからここ約30年で、人口3万人の漁村から1400万人を超えるほど急速に発展した街。

大型ショッピングセンターや高層マンション群が立ち並び、個人的に想像していた中国よりも”都会”。

噂に聞いていた通り、会計もどこに行ってもだいたいキャッシュレスで全てアプリ経由、レンタサイクルもQRコードでスマホ1台で完結します。

そういう意味で、「新しい街=無機質で冷たい」のかと思っていましたが、実際はそんなことはなく。

家族づれで買い物や散歩を楽しむ人も多いですし、朝の太極拳もしっかり確認できました!

都会の中にあるこの日常感に、なんだか少し安心した自分がいましたね。

今日はマカオに行くことになり、再び前日いたフェリー乗り場に向かいます。

待ち時間があったので、せっかくだから海を眺めながら朝食をとろうということになり、フェリー乗り場内の「粤港茶餐厅」というところに寄りました。


この旅ですっかりハマったコーヒーとミルクティのミックスドリンク、鸳鸯奶茶。

いい感じで写真を撮ろうとしたけど、おじさまがなかなかどいてくれず、諦めました(笑)

もはやトッピングみたいになってます。

パイナップルパン、豚まん、そして念願の中華風蒸しパン、マーラーカオ!

マーラーカオって、15年くらい前によくコンビニで売っていて、高校の部活からの帰り道によく食べてましたが(年がバレる?)、最近あんまり見なくないですか??

調べてみたら、私が好きだったのはフジパンの「もちもちマーラーカオ」でした。

もう販売中止してるみたいで、いつか再販してほしいです。

とはいえ、本場のマーラーカオにも大満足!

さてその後のマカオ旅行記に関してですが、マカオには鉄道がまだないので、いくらなんでも鉄道コラムにぶちこめないので割愛です!

マカオ中を1日歩き回って、また深センに戻ってきました。

夜ご飯を食べたお店から家まで歩く途中、南海大道という大通り脇にて、深セン地下鉄の工事現場に遭遇!

こちらは地下鉄9号線(梅林線)の拡張工事だそうで、現在の終点である紅树湾南駅からさらに西に延ばす計画で進んでいるようです。

深セン地下鉄は、2004年に営業開始と歴史は浅く、当時は1路線しかありませんでした。

街の発展とともに、地下鉄の工事も爆速で展開。

全体で17本の工事が進行中、2020年までに全て開通予定だとか。

その頃には、深セン鉄道旅行ももう少しやりやすくなっているかもしれませんね!

(今回は結構タクシー使いました)

それから、せっかくなのでIC交通カードの話題。

香港では「オクトパスカード」というカードを使っていましたが、深センにも「深セン通」というカードがあります。

どうやら限定でドラえもんデザインのカードもあったようです。

そしてさらに、香港・深セン間を行き来する人には便利な合体型カード「互通行」なるものがあります!

先輩が持っていたのは、B Duckというアヒルのキャラクター版でした。

通貨が違うので、香港でチャージした分は深センで使えず、逆もしかりです。

ところであんなにスマホ決済が進んでいるのに、ICカードは現物派が主流なんですね。

モバイルsuicaみたいなものはないのか疑問です。次回行く時までに調査します!

日本のICカードも、いろんなバージョンがあればいいのにな、と思って調べ始めると、記念版も色々出ていたようで。

東京近郊だけでも、りんかいsuica、モノレールsuicaなど違うデザインのものがたくさんあったんですね。

ICカード沼にハマりそうだったので、検索中断!笑
 
 
――――それではいつもの「旅にこの1曲」のコーナー!
Demônios de Garoa『Amores De Metrô』
探してみると意外とたくさん出てくる電車関連の曲!
歌っているのはブラジルのサンバ界でもベテランのグループで、この曲は2010年のTVドラマのサントラにも入っています。
満員のメトロ車内で女性の足を踏んでしまい、謝るところから恋が始まるという超ピースフルな歌です。

noriji