【norijiの鉄視点 011】中国・深センでまさかのブラジル料理!
深センのフェリー乗場で仕事終わりのN先輩、奥様と合流しました。
時間も時間だったので、夕食を食べようということに。
タクシーで約5分程先の、深セン地下鉄2号線(通称、蛇口線)の海上世界駅へ向かいます。
海上世界駅の周りにはショッピングモールや多国籍のレストランが立ち並び、かなり賑やかです。
N先輩によればこのあたりは外国人が多く住んでいるのだそう。
突如現るこの巨大船が名物なんですが、これ実は、中身はホテルとレストランになっています。
この船はもともとフランスが製造した豪華客船でしたが、1973年に中国が買い取り、「明華」という名でしばらくは商用船として稼働していたとのこと。
1983年からこの場所に係留され、観光名所となったそうなのですが、ちなみに現在の名称
「海上世界」の名付け親は鄧小平らしいです。
手前の池では、夜19時ごろに噴水ショーがあり、ライトアップされ幻想的な雰囲気。
噴水ショーの写真は残念ながら私の技量ではうまく撮れませんでしたが……
そしてなんと、この一角にはなんと、ブラジル料理、シュハスコのお店「Latina(拉蒂娜)」があるのです!
ここまで来てまたブラジルかよ!と思わせてしまいそうですが、まぁそうはおっしゃいなさんな。
店内はとっても清潔でオシャレな雰囲気でした。
せっかくなのでドリンクは青島ビールで乾杯。
疲れた体に染みる〜!
お肉が運ばれる前に、ビュッフェでサラダやごはんを取ってきます。
ブラジルの国民食、黒豆とお肉の煮込み「フェイジョアーダ」は中国語で黒豆飯と書くんですね!
私がブラジルのビュッフェで必ずお皿に入れるベテハーバ(赤カブ)もちゃんとありました!
フェイジョアーダのお供にかかせない、コウヴィ(ケール)のソテーや、ファロッファ(キャッサバの粉)もバッチリ!
お肉は店員のお兄さんが席まで持ってきてくれます。
この中国人のお兄さんにとって、ブラジルはどんなイメージなんだろう?と考えてみたり。
店内ではブラジル人ミュージシャンによる生演奏あり、贅沢な時間が流れます。
なんだか不思議な縁を感じた、深セン1日目の夜でした。
――――それではいつもの「旅にこの1曲」のコーナー!
Grupo Raça『Pura Emoção』
ステージで演奏されていたうちの1曲で、私も大好きな曲。
英語で”pure emotion”ってことですね。ロマンチックな愛の歌です。
この曲と噴水ショーをバックに、船上でプロポーズなんかされたら……嬉しいかも?
(noriji)