次期ダイヤ改正で兵庫県加古川市の「別府駅」が特急列車停車駅に ホーム改良工事は2025年に完了予定
兵庫県加古川市の山陽電車「別府(べふ)駅」が次期ダイヤ改正から特急停車駅になります。
市の南の玄関口である別府駅周辺は多数の企業や大型商業施設が立地しており、山陽電車では6番目に乗降客数が多い駅となっています。そこで、山陽電車は混雑緩和などを目的として、6両編成の列車が停車できるようホームを延伸するなど改良工事を進めています。
順調に工事が進捗すると2025年早々にはホーム改良工事が完了することから、次期ダイヤ改正(2025年以降で期日は未定)から直通特急列車および特急列車を同駅に終日停車させます。これにより別府駅へ停車する列車本数が増加し、明石・神戸方面および姫路方面との移動時間も短縮。別府駅利用者の利便性が向上します。
加古川市では、今年度から同駅前広場のリニューアルを検討。さらに、JR東加古川駅~別府駅の両副都心間のアクセスを強化するため、10月1日(火)から神姫バスが運行するバス路線を新設する予定です。
今後も加古川市と山陽電車は連携を図りながら、公共交通の充実による利便性の向上や魅力ある副都心の形成に取り組むとしています。
(写真:山陽電鉄本線500系 KUZUHA / PIXTA)
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