1935(昭和10)年に開業した東武東上線 ときわ台駅。そのリニューアル工事が佳境をむかえ、5月30日に供用を開始する。

今回のリニューアル工事は、板橋区や地元の協力を得て、開業当時のデザインや色使いを再現。

開業以降、地域のシンボルとして親しまれてきた青色スペイン瓦の三角屋根や大谷石の壁面を残し、特徴的な破風板は開業当初の色で塗り直した。

また、改札口位置を開業当初の位置に移設し、利用者用トイレを新設。

さらに、同駅舎と周辺に広がる常盤台住宅地の魅力を発信するギャラリースペース「武蔵常盤小径」を駅舎の外壁を活用して新設。同ギャラリーでは、常盤台住宅地内の文化財などを紹介した11面のパネルを展示する。

設計はオー・エヌ・オー大野設計、施工は東武谷内田建設。