ありえないでしょ・・・【私鉄に乗ろう86】秋田内陸縦貫鉄道again その2

2019.06.17

米代川を渡ります。

西鷹巣から2.4kmで小ヶ田(おがた)駅。

駅名標とホーム。1963年(昭和38年)開業。ここから先は、山間部の盆地を縫って進む感じになって人家が少なくなります。3km程東南に大館能代空港があります。東北地方で最も利用者の少ない空港、設置した秋田県は、計画書では年間40万人とした利用者が実際は11万人程度と見込み違いで、年間5億円を超える赤字を補填し続けています。確かにこのエリアから秋田新幹線と在来線で東京まで5時間以上かかりますが、需要が40万人は、ありえないでしょ・・・。秋田内陸縦貫鉄道の年間利用者の合計が、108万人だった1989年(全線開通)を頂点に減り続けて41万人(2010年)なのです。

静かな森の中をディーゼル・エンジンの音を低く響かせながら進みます。

2.4kmで雪に埋もれた大野台駅。ちゃんと雪掻きしてありますが、平均乗車人員は、7人/日(2016年)。老人福祉施設が複数ありますが、駅の周辺に民家はありません。

森を抜けます。

踏切で秋田内陸縦貫鉄道を撮影している人がいます。先でまた森になります。

3.6kmで合川駅。

島式ホームです。

合川の集落があるので平均乗車人員は55人/日(2016年)。1934年(昭和9年)に旧国鉄阿仁合線の羽後上大野駅として開業。1956年(昭和31年)合川駅に改称されました。

列車には筆者以外、観光客らしき二人組と沿線の方らしき高齢のご夫婦くらいしか乗っていません。暖房で車内は暖かいのですが、人の気配の無いホームは淋しいです。

では、【私鉄に乗ろう86】秋田内陸縦貫鉄道again その3 に続きます。

(写真・記事/住田至朗)


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