人家もほとんどありません【私鉄に乗ろう86】秋田内陸縦貫鉄道again その8
谷を渡っているのかな? 判然としません。
阿仁川を渡ります。秋田内陸縦貫鉄道を紹介する写真には頻繁に使われる大又川橋梁。
左奥に国道105号線の橋、手前の下には地元の道の橋も見えますが雪で覆われています。国道から撮影した橋梁を渡る秋田内陸縦貫鉄道車両の写真がよく使われています。
サービスでしょうか(乗客は少ない)スロウダウンして走っているので橋梁の真ん中辺りで上流側を左の車窓から撮りました。
こちらは下流側。遥かに北、西鷹巣駅の西で米内川に注ぎ込みます。秋田内陸縦貫鉄道は阿仁川に沿って南下しています。高所が得意ではないのでビビっていたら、運転士さんに笑われてしまいました。
この辺りは、阿仁川の流れる谷も狭く、人家もほとんどありません。秋田内陸縦貫鉄道は山際を行きます。
深い山の中ですが、ちゃんと人の手が入っています。
ようやく人家が見えました。
萱草駅から2.8kmで笑内(おかしない)駅。
駅名標。駅の所在地が秋田県秋田市阿仁笑内字笑内です。不思議な地名はアイヌ語の由来が伝わっています。1963年(昭和38年)開業。平均乗車人員は4人/日(2016年)。
では、【私鉄に乗ろう86】秋田内陸縦貫鉄道again その9 に続きます。
(写真・記事/住田至朗)