ファミマ色の電車が走る、東武野田線。別の最強ネーミング「東武アーバンパークライン」。シリーズで伝える「東武野田線のリアル」。今回は、川間駅のリアルを。

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「ってか川間ってどこだよ!」っていう人に、川間駅の横顔を。Wikipediaにもあるように、川間駅の西側にすぐ、埼玉・千葉県境が走っていて、野田線の千葉区間最北駅。

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ここは想像するに、川間という地名は、西に流れる江戸川と、東に流れる利根川の間にあるからじゃないか?

Googleマップでグググッと寄ってみると、見事な区画整理地区。駅の南側は、真光寺や、一の坪遺跡まで行くと、整理区域からはずれる感じ。

今回は、駅の南側をいろいろ歩いてみた。

駅舎は、「日本海庄や」にジャックされてる感。もはや、この建物が、駅舎なのか庄やなのか、判別不可能。南口には、ラブホのような……。

ラブホのような赤レンガふう+ブルー看板は、古くからありそうな喫茶店だった。

店名「ポトス」。入り口に並べられたメニューの食品サンプルが、また渋い。ナポリタンが、うまっそーっ。

えいって入っちゃおうと思ったけど、ちょっとガマンして、もう少し歩いてみる。と……。

土曜日の午前中だっていうのに、カランカランと、鍋とコンロのゴトクが当たる音が響き、客がいっぱいの町中華に遭遇。

こちらは「盛楽」。快晴の川間駅前で、のれんがゆらゆら。ビールもある。

ここにすっか! ここにすっべ! ここでいいべ!

土曜日午前中から、ゆらゆらと客を引き寄せる、野田線 川間駅の町中華。

ラーメン500円。辛口ラーメン700円。五目ソバ(カタカナね)750円。すぶた1000円(!)。

土曜日の午前中だっていうのに、この「もういいんじゃね、ゆっくりしろよ」感に、Termination。

まっとうな酒屋もある。親子がのんびり電車を眺めながら過ごせる、なにもない公園もある。

そのむこうを、ファミマ色の野田線電車がしずーかに、走る。