【私鉄に乗ろう 64】伊勢鉄道伊勢線 その7

3.0kmで東一身田(ひがしいしんでん)駅。単式ホームですが、複線仕様の高架駅で相対式ホームの基礎らしきものが並んでいます。

駅名標。旧国鉄伊勢線の駅として1973年(昭和48年)開業。西に1.5kmほど行くとJR紀勢本線一身田駅があります。

終点の津に向けて左にカーブします。右の使われていない橋梁は、北から下がってくるJR紀勢本線を複線構造の伊勢線上り(線路はありません)が立体交差するためのものです。

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分かり難いので、紀勢本線で北上する前面展望をご覧ください。右から伊勢線(複線で言えば下り線)がカーブしてきます。紀勢本線の上を伊勢線の線路の無い「上り線」が通過しています。

右側は紀勢本線、その向こうを伊勢線上り線の築堤が次第に降りてきます。

程なく伊勢線上り線の築堤は同じ高さになって消えてしまいました。頭上を近鉄名古屋線が通っています。終点の津駅です。東一身田駅から2.9km。

島式ホームが二つ並んでいます。

伊勢鉄道伊勢線は最も東側の頭端式ホームに入ります。

終端部があります。

約40分で四日市から到着しました。近鉄四日市から近鉄の急行(普通乗車券で乗れます)なら32分。快速みえを使えば、伊勢鉄道と同じ710円で、時間はほぼ半分の21分で着きます。

伊勢鉄道伊勢線に乗りました。津から紀勢本線で亀山、亀山で関西本線に乗り換えて四日市まで戻ります。次回は番外篇『JRに乗ろう』紀勢本線・関西本線 で四日市に向かいます。

(写真・記事/住田至朗)