成田国際空港(NAA)は、AIを活用した自動装着機能付きの搭乗橋(ボーディングブリッジ)を試験導入する。

国際線用の自動装着機能付き搭乗橋の導入は日本初。導入場所は成田空港 第2ターミナル 64番スポット。

自動装着機能付きの搭乗橋は、画像認証技術によって航空機のドアを認識。ボタン操作ひとつで10cm手前まで自動で移動する。

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技術的には完全装着も可能。今回は、安全性を担保するため、航空機の10cm手前で停止させマニュアル操作に切り替える。

自動装着機能付き搭乗橋で、運転者個人の技量によらない均質な搭乗橋の装着(操作性向上)、装着までの時間が短縮し機内待ち時間を減少(効率性向上)、AI・画像認証技術を活用したヒューマンエラーの防止(安全性向上)を図る。

同機能導入に先立ち、既存の搭乗橋にてAIの学習に使用する画像データを取得。その後、2019年3月をめどに、更新する搭乗橋に本機能を搭載した搭乗橋を設置し、航空会社に使用させる。