新宿駅西口改札前で始まったソフトバリアフリー実証実験、大日本印刷などが手助けアプリの可能性を探る_2月24日まで誰でも参加OK

2019.02.17

ここは新宿駅 西口改札前。スマートフォンに「サポートを必要とする人 友紀さん」「聴覚障がい(難聴)」「西口イベント広場」「電車の乗り換えがわからない」といった情報が表示され、その友紀さんが待つ場所へとむかう。

―――いま、「困ってる」「手助けしてほしい」と思ってる人と、「助けてあげたい」「手を貸してあげたい」と思ってる人を、スマートフォンで結びつけることはできるか? そんな実証実験が、全国各地で始まっている。

2月4日、西鉄福岡(天神)駅で行われた同様の実証実験をレポートした。今回は、さらに、「助けたい」と思ってる人(サポーター)が持つ、「声をかけたほうがいいのかな、いややめとこうか」という“心のバリア”を解消する「ソフトバリアフリー実証実験」。

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「助けて」と「助けたい」をつなぐしくみはこう

まず、LINEの公式アカウント「&HAND」(https://dnp-andhand.jp/)に友だち登録。そのとき、自分が「手助けを必要とする側」か、「手助けする側(サポーター)」かを選択。

「&HAND」公式アカウントに、友だち登録している人が各対象エリア(ビーコンエリア)に入ると、そのエリアに入ったことがわかるメッセージが届く。

メッセージは、LINEのチャットボット(自動会話プログラム)で行われ、会話形式で質問に答えていくことで、サポートリクエスト(困ってる人)と、サポート意思表明(助けたい人)がつながるって流れ。

新宿駅西口で2月24日まで行われるソフトバリアフリー実証実験は、「&HAND」の可能性を探る大日本印刷(DNP)が主体となって実施。

今回は、冒頭の友紀さんのような聴覚障がい(難聴)の人も参加し、サポーターと障がい者が &HAND を介して出会い、困ってることを解決していくまでのプロセスをさまざまな角度からみていく。

実際に、サポーター側の女性と、聴覚障がいの友紀さんが出会うと、スマホですぐに筆談が始まる。

「JRの駅改札口に行きたいけど、京王の改札口からどうやって行けばわからない」といったリクエストを聞き、サポーターはJR新宿駅西口改札まで案内する。

電車内、大阪、福岡で実証実験を経て、この新宿でのねらいは?

大日本印刷は、東京メトロやJR西日本、西鉄などの協力を得て、#LINEで席ゆずり実験(東京メトロ銀座線車内)、#スマホで手助け(JR大阪駅)、街なか手助けサポートプロジェクト「たすけっと」(西鉄福岡(天神)駅など)と実証実験を経てきた。

今回の新宿での実証実験のねらいは、「ソフトバリアフリー実証実験」という名のとおり、“心のバリア”をどう解消していくか。

2月24日までの11日間で、「声をかけたいけど一歩が踏み出せない」「助けてもらいたいけど誰に声をかけたらいいか」といった“壁”を検証し、集計したデータをもとにアプリ機能へ反映していく。

―――新宿駅西口で始まった、ソフトバリアフリー実証実験。LINEの公式アカウント「&HAND」(https://dnp-andhand.jp/)に友だち登録していれば、誰でも参加できるから、助けてもらいたい側、助けたい側、両方の立場から“心のバリア”の突破口を探ってみて。

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