阪堺電車モ161形の車内で演劇を―――。

関西で演劇の企画・公演を手がける演劇プロデュースユニット 山尾企画は、阪堺線の車内で「山尾企画第9.5次公演 はんかい電車リブート」を4月20・22日に上演する。

同公演は、2014年の8月に上演された「はんかい電車」、同年12月に上演された「はんかい電車リターンズ」のコンセプトをもとに、新しく書き下ろした新作。

今回は、恵美須町~浜寺駅前を運行する阪堺電車モ161形電車のなかで公演。

揺れる車内、騒音、信号待ち、近過ぎる観客と役者の距離など、本来演劇公演には不向きな環境をあえて生かし、この車内でしか体験できない公演を実施。

また、舞台となるモ161形電車は、日本国内で運用される最古の車両。内装の一部は木造で、レトロな雰囲気のなかで演劇が行われる。

さらに当日、同公演限定のヘッドマークを装着する予定。

チケットは3000円(税込)。2月20日から公式オンラインストアで発売。

https://yamao.official.ec/

脚本・演出:山尾匠

出演:北和輝(DruCi)、きゃな子(劇的☆ジャンク堂)、髙橋紀子(うましかやろう)、ツジコウイチ(コッコア)、成瀬トモヒロ(ナルセケ)、塗木愛、山田圭(FREESTYLESTUDIO金毘羅/e.b.i.STUDIO)、山尾匠、他