京都鉄道博物館で3月9日~5月7日、プラレール60周年企画展「おかげさまで60年まるごとプラレール展」を開催。

同企画展は、「プラレール」60年の歴史を鉄道の歴史とともに振り返りながら、『平成』に発売された商品をピックアップ。

1959年に発売された初代プラレールである「プラスチック汽車・レールセット」や、1961年に発売された初電動走行車両「電動プラ汽車セット」など、初期のプラレールのほか、カメラを搭載した車両、本物のような蒸気が出る車両、手転がしで発電できる車両、スマホと連動できる車両など、『平成』の31年間で多様な進化を遂げたバリエーション豊かなプラレールを約50点展示。

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こうした歴代プラレール展示のほかに、歌・ダンス・車両などの映像が流れるシアターブース、「プラレール」の楽しい世界に入り込める大型ジオラマ(W約7200㎜×D約1800㎜)なども登場。

大型ジオラマ内には、プラレールのレールと橋脚でつくられた最高約2mのプラレールタワーを設置。タワー内をさまざまな車両が走り回る、大迫力の光景が出現する。

<初期のプラレール>

●「プラスチック汽車・レールセット」(1959年)…プラレールの原型。電動走行はせず、手転がしで遊ぶ玩具だった

●「電動プラ汽車セット」(1961年)…プラレール初の電動走行車両

<平成に登場した進化版プラレール>

●「ぼくが運転する スーパーひかり号」(1989年)…車両を遠隔操作できるマスコンつきのセット

●「音声指令つばさ号」(1995年)…“ボイスコントロール”ができる車両

●「TVで遊ぼう!ぼくはプラレール運転士」(2000年)…テレビで映像を見ながら操作できる、初のカメラ搭載車両

●「サウンド・スチームD51 498号機」(2006年)…本物のような蒸気の出る車両

●「テコロジープラレール」(2011年)…手で転がすと発電され、電池無しでもライトが光る車両

●「スマホで運転!ダブルカメラドクターイエロー」(2016年)…搭載した2台のカメラがスマホと連動し、操作できる「ぼくが運転する スーパーひかり号」(1989年)

<ちょっと変わったプラレール>

●「ひかり号モノレールセット」(1975年)…ひかり号とモノレールが連動して走行するセット

●「ブリキのプラレール」(2000年)…ブリキ製のプラレール車両

●「古代エジプト冒険セット」(2001年)…タイムトラベルがテーマのセット。オリジナル車両や情景の他、パズルのレールも付属