JR新千葉駅外観
※写真はJR東日本千葉支社ホームページより 

新宿駅や東京駅など大量の乗降客にサービスを維持したまま行われる駅改良工事は時間はかかるが出来上がった姿に驚く。いったいどの様に計画し進行するのか、いつも感心しながら駅を利用してきた。

一日に乗車客だけで10万人の千葉駅で、この大量移動を維持したままの大工事が5年間も続けられたというのがすごい。行く度に利用者には「最小限の不便さ」で工事が行われていた。しかし「ずいぶん長い間やっているんだなぁ」というのも正直感じていた。

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それがこの度、11月20日(日)に第一期のオープンと発表された。

予想通りの大変身だ。
JR新千葉駅 鳥瞰
※写真はJR東日本千葉支社ホームページより ※イラストは全てイメージとの注記があります

今回オープンするのは3階のJR駅部分がメインだ。赤い部分が今回(第1期開業部分)そして2017年夏以降にオレンジ色の部分(第2期開業部分)、そして2018年夏以降に緑色の部分(第3期開業部分)で最終的な完成に至る。
JR新千葉駅駅ビルフロア構成
※写真はJR東日本千葉支社ホームページより

今回オープンする3階部分の平面図。
JR新千葉駅3階フロア
※写真はJR東日本千葉支社ホームページより ※イラストは全てイメージとの注記があります

このプランについてJR東日本は以下のメリットをあげている。

1 機能性の向上 東口改札と西口改札が同一フロアで繋がる
2 耐震性の向上 
3 快適性の向上 天井高4m 最大幅員15mの明るく見通しの良い空間
4 利便性の向上 ベビー休憩室 多目的トイレ 待ち合わせ場所などを設置
5 駅から街へ回遊性の向上 千葉都市モノレール 京成千葉駅 などへのアクセス向上
6 環境デザインの演出 外装には帆やマスト、波がイメージされ コンコースには千葉の「山武杉」が使用される

開業当日の11月20日(日)には開業を記念するイベントも計画されている。

詳しい情報は以下のURLで見る事ができる。
https://www.jreast.co.jp/chiba/news/pdf/pre1608_1120newchiba.pdf