2019年3月29日、京都市交通局は市バス・地下鉄事業の2019年度~2028年度経営ビジョンを策定したことを発表しました。

同経営ビジョンによれば、更新時期を迎える烏丸線の車両を新型車両へと更新する取り組みが進められるとのこと。平成31年3月に実施したデザイン投票により新型車両の外観・内装ともに決定し、2021年度から2025年度までに順次新型車両へと更新予定です。

また事業戦略に基づく取り組みとして、便器の洋式化や多機能トイレの充実、パウダーコーナーの設置などの駅トイレのリニューアル、駅の夜間集中清掃をはじめとする駅構内の美化を推進していきます。

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老朽化が進む駅構内の設備はユニバーサルデザインの視点も踏まえて改修予定、消費電力削減と明るさ向上を兼ねた照明のLED化など、より安全で明るい駅づくりが進められる模様です。

市バスから地下鉄への無料乗り継ぎを拡充、地下鉄・バス一日券の利用促進など、市バスと地下鉄の連携によるシームレスな移動を実現するための取り組みも紹介されています。

また、民間事業と連携した公共交通ネットワーク全体での利用促進の取組により「歩くまち・京都」「長寿健康のまち・京都」の更なる推進に寄与していきます。