JR東日本大宮支社は4月24日、「安全・安定輸送」の向上の取り組みとして「VR(バーチャルリアリティ)」を活用した安全訓練を紹介した。

VRを活用した安全訓練施設「大宮仮想安全行動訓練所」では、以下に示すような本線訓練では難しい訓練を実施している。VRを使用することにより、天候や発生する事故・事象など様々なパターンの訓練が行えるとのこと。

列車防護訓練

大型スクリーンに仮想の線路を投影し、線路内で異常時(踏切事故、お客様のホーム転落)が発生した際の列車の防護や的確な対応を学ぶ。

線路閉鎖工事手続訓練

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2014年2月23日に京浜東北線川崎構内で発生した脱線事故の現場をVRによる仮想空間で体験し、正確な手続きを習得する。

停電工事手続訓練

工事のための停電手続をVRによる仮想空間で実践・体験する。