駅間が最も長い11.1km【私鉄に乗ろう98】三陸鉄道リアス線 その19

2020.01.23

新しく建設された町道細浦柳沢線の跨線橋をくぐると、真新しい黄色が目立つビルがあります。この辺りはまだまだGoogleのマップにも最新情報は反映されておらず、航空写真には新しいビルが写っていますが、Google Earthでは、まだ更地の状態なのです。集合住宅の様ですが、この様な理由で詳細は不明です。

国道45号線の下をリアス線がくぐってゆきます。国道は被災しなかった様ですね。建築から時間が経っている印象ですから。

こんな高台の上ですが路盤も枕木も新しくなっています。

関口川橋梁を渡ります。

関口トンネル(67m)。

祭の神トンネル(205m)。名前が良いですね。名前から、山の神様(多くは女性神)への敬虔を表す化粧木などを想起しますが、トンネル工事の際に坑口に飾られるものです。ただ、貫通後は撤去されてしまうので関係者以外は目にする機会がなかなかありません。

三陸鉄道、またまた人口希薄地帯、山の中を走ります。

豊間根川橋梁を渡ります。陸中山田駅から豊間根駅の駅間は旧山田線、リアス線で最も長い11.1kmもあります。既述の様に山間部で人家がほとんど無いためでしょう。

三陸自動車道です。この辺りからは豊間根集落の周辺部になります。農耕地が広がって、人家も散見します。

ようやく駅予告票。線形が相対式ホーム2面2線であった過去を示しています。

豊間根駅。陸中山田駅から11.1km。左に相対式ホームの痕跡らしきものがあります。

駅名標。これは2010年12月に宮古駅から盛駅に向かっていた時、JR山田線時代の写真。撮影したのが夕方なのでボケボケです。この時、線路は既に撤去されていましたが上りホームと駅名標が残っていたというコトです。1889年(明治22年)から1955年(昭和30年)に山田町に合併されて廃止になるまで、豊間根村がありました。

三陸鉄道リアス線の駅名標。2019年3月のリアス線開通時に新しく開業した隣の払川駅が書かれています。1935年(昭和10年)開業。愛称「まつたけの里」って松茸が採れるんでしょうか。羨ましいなぁ。

次は、リアス線全通再開と同時に開業した払川駅です。

【私鉄に乗ろう98】三陸鉄道リアス線その20 に続きます。

付記:2019年11月末日現在も、三陸鉄道リアス線は台風19号による被災で釜石駅〜津軽石駅間、田老駅〜久慈駅間がバスによる代行輸送になっています。

(写真・記事/住田至朗)


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