東京都民でも迷う東急渋谷地下駅 外国人向けに観光案内所が開設されます

東急電鉄は、2020年の東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会などに向け、外国人観光客の利便性向上のため10月19日(金)渋谷駅地下一階「渋谷ちかみち総合インフォメーション(上図赤部分)」をリニューアルし、より外国人観光客向けのサービスを強化した観光案内所「WANDER COMPASS SHIBUYA」をオープンします。

「WANDER COMPASS SHIBUYA」では、渋谷駅構内・周辺の情報提供やWi-Fiルーターレンタルサービスといった従来のサービスに加え、地域に馴染みのある日本人ガイドと外国人観光客を繋ぐガイドマッチングサービス「Huber.」を提供する、株式会社Huber.と連携したサービスが展開されます。

具体的には、「WANDER COMPASS SHIBUYA」に、外国人観光客の希望を聞きながら旅のプランを一緒に考える、Huber.社のスタッフが常駐。また、Huber.社が提供する、外国人観光客の潜在的な旅行ニーズを端末上でヒアリングする、「たび診断®」の専用端末を「WANDER COMPASS SHIBUYA」に設置。旅に関する複数の質問に回答することで、外国人観光客の潜在的なニーズや特性を把握できるだけでなく、「たび診断®」の回答結果を元に旅をゲストごとに提案し、オーダーメイドのガイドサービスの実施が目指されます。

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東京の新しい名所「渋谷地下迷宮駅」は、すっかり都民にも定着し、通勤通学の方々を除くと「何度も迷って懲りたので渋谷駅では乗り換えない様に経路を考える」という中高年が記者の周囲にも増えています。

ちなみに京王電鉄が提供している渋谷駅の鉄道関係図です。その複雑さが理解できますが、まだ分かり易いかもしれませんね。