暑い日や雨の日に、大阪地下街で待ち合わせしたり、ひと休みした人は、知ってるよね。

大阪地下街「梅田ダンジョンのセーブポイント」、ホワイティうめだ 泉の広場。

大阪万博が開催された1970年に出現した「泉の広場」。そこに2002年に設置され、大阪地下街を17年間、見つめてきた「少年像」。

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その少年像5体の内の1体が、なんと! オークションに出品されるってうじゃないか! どういうこと!?

大阪市高速電気軌道(Osaka Metro)や南海電気鉄道、阪急電鉄、阪神電気鉄道、近鉄グループなどが主要株主の大阪地下街によれば、今回のオークションについてこうアナウンスしてる。

「今回、出品する「少年像」は、高さ92センチメートル、重さは約100キログラムの大理石製。イタリア・ミラノの大理石彫刻工房によって17年前にデザインされたものです」

「作品のコンディションは長年愛されてきたこともあり状態もよく、貴重な掘り出し物です。入札期間は8月20日から9月11日まで。「ホワイティうめだ」内の2か所の特設会場(サニーテラス・りそな銀行内)に設置した入札BOXに入札用紙を投函することで参加できます」(大阪地下街)

―――しかし、なぜオークションに出すか。「大規模改修工事にともなう「泉の広場」の噴水や少年像の撤去にあたり、そのまま廃棄されるのを惜しむ声が大阪地下街に多数寄せられたことから、その声に応えるために少年像の行き先を探すことに」と大阪地下街。

「最高入札額は、特設ブースのほか、大阪地下街公式ホームページやSNSで発表します。送付先は近畿2府4県。送料は大阪地下街が負担し、落札金額は全額、赤い羽根共同募金に寄付する予定です」

―――いやーすごい! まさか、オークションという手に出るとは!

ってことで、「泉の広場の少年像がほしいいいいいい!」という人は、下の入札条件などを、チェックね!

しかも、入札理由(エピソード)のなかから、抽選で合計30人に「泉の広場撤去記念切手」をプレゼントするって!!

<入札条件など>
●満18歳以上であること。
※未成年者が入札を行う場合は、事前に保護者等の法定代理人の同意を得ていただく必要があります。
●少年像の引き取り先が近畿2府4県のいずれかであること。
※また、運搬が困難な場所はお断りする場合があります。
●日本語を理解し、読み書きができること。
●事務局からの「落札意思確認」のお電話にご対応いただけること。
●泉の広場の少年像に思い出や愛着があり、落札後も大事にしていただけること。

<入札方式>
●最も高い額を入札した方が落札する方式です。
●札金額は1円単位での入札が可能です。

<結果発表>
入札期間中、最高入札価格は、特設ブースの他、「ホワイティうめだ」の公式ホームページ・SNSなどでお知らせします。
最高入札額の方が少年像の落札者となり、決定時点で公式ホームページ・SNSなどで発表します。
落札者様にはオークション事務局より落札通知を郵送いたします。
また、結果及びオークション代金のお支払い方法は落札者様にのみお知らせ致します。

<その他>
ご応募いただいた入札理由(エピソード)の中から、抽選で合計30名様に「泉の広場撤去記念切手」をプレゼントいたします。

【公式HP】
https://whity.osaka-chikagai.jp

【公式Twitter】
https://twitter.com/whityumeda

<少年像の概要>
材質:大理石
高さ:92㎝(10cmの台含む)
重さ:約100㎏
制作年:2002年頃
※イタリア・ミラノの大理石彫刻工房によってデザイン
※像は泉の広場にあった5体の内の1体。
※清掃済みです。
 
 
All Photos by Osaka Chikagai

鉄道チャンネル編集部