領収書・預金通帳読み取りAIシステム

クラウド型入金消込・債権管理システム

クレジットカード・口座振替・コンビニ決済などの決済及び決済代行のシステム

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様々な金融機関の口座残高や明細を一括取得するアカウントアグリゲーションサービス

年商10億円以下の中小零細企業のための売掛金保証サービス

―――これ、みんなフィンテックシステム開発コンテスト「フィンテックアワード2019」に入賞した技術・サービス。

フィンテック開発を支援する一般社団法人フィンテックガーデンは9月11日、フィンテックシステムの開発コンテスト「フィンテックアワード2019」を都内で開催。

初開催となる今回は、AIによる会計支援業務などを手がけるファーストアカウンティング(写真上)が提案した「領収書、預金通帳読み取りAIシステム」がゴールドアワード(優勝)を獲得した。

フィンテックガーデンは「今回のフィンテックアワード2019は、技術力の高い会社から応募が集まり、日本の技術者も世界に通用するシステムを開発できることを実感した」と総評。

また、「画像解析にAIを取り入れ、高精度なデータ読み取りシステムを構築したファーストアカウンティングが見事、ゴールドアワードに選ばれた。ほかの入賞者もすばらしい技術を持ち、その差は僅差だった」とも伝えた。

フィンテックアワード2019入賞者ラインナップ


シルバーアワード(2位)
アール・アンド・エー・シー
「クラウド型入金消込・債権管理システム」


ブロンズアワード(3位)
ROBOT PAYMENT
「クレジットカード、口座振替、コンビニ決済などの決済及び決済代行のシステム」


スペシャルジュリーアワード(審査員特別賞)
Miroku Webcash International
「様々な金融機関の口座残高や明細を一括取得するアカウントアグリゲーションサービス」


テクノロジーアワード(技術賞)
ラクーンフィナンシャル
「年商10億円以下の中小零細企業のための売掛金保証サービス」

開発者支援、データ共通化のプラットフォーム実現へ

一般社団法人フィンテックガーデンは「フィンテックシステム開発者の支援」「フィンテックデータを共通化するプラットフォームの実現」というふたつの目的で設立。

このフィンテックアワードの開催を始め、公開APIや公開フィンテックシステムをSierやプログラマ、企業が自由に利用できるプラットフォーム、データベースを順次公開している。

またフィンテックアワードは、一般社団法人フィンテックガーデンが、企業・起業家・学生などを対象に、フィンテックで創出する新たなサービスや仕組みを表彰するコンテスト。

フィンテックガーデンは今後、こうしたフィンテックシステム開発者を育成し、市場拡大にむけた取り組みを展開していく。

フィンテックガーデン
https://fintech-garden.com/

tokyochips編集部