トップ画像は鶴間駅を通過する下りの回送列車・小田急ロマンスカーEXRα(30000形)。1996年(平成8年)に登場した30000形(EXE=Excellent Express)。それまでのロマンスカーの特徴だった前面展望席、連接構造がない車両として登場しました。2017年(平成29年)に内外装や機器をリニューアルしたEXRαになっています。

大和駅を出発すると渡り線がありました。かつては折返し運転されていたのです。

両側が森の様になっています。東名高速道路が上を通っています。

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駅が見えてきました。

大和駅から2.5kmで鶴間駅。ありゃ、また手前に片瀬江ノ島駅~藤沢駅間にあったアーチ状の架線柱が1本だけあります。何かのおまじないでしょうか。駅は、相対式ホーム2面2線と手前に跨線橋という鉄壁パターンです。

各駅停車片瀬江ノ島行とすれ違います。

先頭車両から降りて後方(片瀬江ノ島駅方面)を見ています。デジカメのフルオートで撮っているので明るく見えていますが、夕方になってきました。

上りホーム駅名標。1929年(昭和4年)江ノ島線開通時に作られた駅です。1980年(昭和55年)橋上駅舎と東西自由通路が完成しています。開業時の地名は下鶴間、鶴間村から駅名が付けられました。現在駅所在地は神奈川県大和市西鶴間ですが、本来の鶴間は鶴間駅の北東に3-4km離れた町田市鶴間付近を指す地名でした。東急田園都市線の南町田グランベリーパーク駅がある辺りです。

橋上駅舎の改札口。ここも左に駅の売店「Odakyu SHOP」がシャッターを下ろして閉店状態でした。

改札口を出た正面の窓から片瀬江ノ島駅方面が見えました。

西側の駅出入口。だいぶ暗くなってきました。

駅前広場というかロータリーがあります。

踏切を渡って東側にも出入口があります。

ホームに戻って南林間駅まで行こうと上りの各駅停車を待っていました。先頭車両の辺りに女子中学生の集団が来ました。部活の様です。顔を写さないようにカメラを左に向けていますが、手前も女子中学生の佃煮状態です。

キャピキャピうるさいのは仕方ないのですが、来た各駅停車の運転席背後にゴチャっと乗ってしまいました。流石に爺さん(筆者)としては彼女たちの間に割り込んで前面展望を撮る勇気はありませんでした・・・。

次の各駅停車が来た頃にはすっかり薄暮。前面展望撮影は無理と判断しました。やはり家を出たのが少々遅かった様です。できれば中央林間駅辺りまでは行きたかったのですが・・・。

諦めて鶴間駅の周囲をぷらぷら。駅の東側出入口から近い場所に、なかなか良い感じの焼き鳥屋さんを見つけました。「良い感じ」というのは「チェーン店ではない」「料金が安そう=店頭に出ているメニューなどでチェック」「あまり混んでいない」などです。17時の開店直後なので空いてますけど。このお店「炭火焼き鳥玉」については【鉄の一献】で本日16時にアップします。なかなか良い感じですよ〜。

では、あらためて出直します。【駅ぶら01】小田急江ノ島線17 に続きます。

(写真・記事/住田至朗)