案内サインなどの変更イメージ

東武鉄道株式会社は23日、東武スカイツリーラインの「北越谷駅」、東上線の「和光市駅」「朝霞駅」「川越駅」「鶴ケ島駅」において地域とつながる駅整備を実施すると発表しました。

「2020年にインバウンドを含め多くのお客さまが利用することが想定される駅」を中心に、分かりやすさや快適性を高めるために実施するものです。駅構内では通常の案内サインに加え、壁面を活用した大きな表示やUD(ユニバーサルデザイン)フォントの採用により案内サインの視認性を高めます。

壁面を活用した北越谷駅改札上駅名サインイメージ

朝霞駅では近隣に射撃競技会の会場があることから競技に関する装飾を施すなど、内装を地域の特色を生かしたデザインとすることで、駅と地域をつなげ、より親しみやすい駅を目指します。

射撃に関する装飾を施す朝霞駅
北越谷駅の柱のデザインは「越谷だるま」モチーフ
和光市駅は「EQUiA PREMIE和光」の雰囲気に合わせリニューアル
池袋・川越アートトレインのデザインを活用した川越駅の演出
鶴ケ島駅では折り鶴モチーフの装飾を配置

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バリアフリー対応として、階段の手すりを二段化することで高齢者や小児をはじめとした多様な利用者の円滑な利用に応じます。朝霞駅・鶴ケ島駅については国際パラリンピック委員会(IPC)ガイドおよび関係する国内法令などに基づきスロープの勾配を改修します。

東武鉄道は2020年度以降も駅の大規模改修工事などと合わせて整備を推進し、快適な駅づくりに生かすとしています。

鉄道チャンネル編集部
画像:東武鉄道株式会社