JR東日本横浜支社は30日、「IZU CRAILE(伊豆クレイル)」が2020年6月28日(日)のクロージング列車でラストランを迎えると発表しました。

「IZU CRAILE」は伊豆の景色を眺めながら「食」「お酒」「会話」を楽しむJR東日本のジョイフルトレイン。常磐線特急「スーパーひたち」などで使われていた651系電車を改造し、2016年7月にデビュー。土休日を中心に運行を続けてきました。

列車愛称の「IZU CRAILE」はイタリア語で「大人、成長した」を意味する”Cresciuto”、列車の”train”、「~に適した」という接尾辞の”ile”を組み合わせた造語。エレガントな大人の列車旅で伊豆に来てほしい、というメッセージが込められています。

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同列車は今春行われる静岡DCアフターキャンペーンのオープニング列車として4月4日(土)相模線に入線。橋本駅から伊豆急下田駅へと向かいます。帰りは伊豆急下田駅を出発し、小田原へ。チケットは「踊り子号」と組み合わせた往復日帰りコースなどの旅行商品として、(株)びゅうトラベルサービスより2月下旬頃発売予定です。

6月28日(日)には静岡DCアフターキャンペーンのクロージング列車として運行。小田原駅を11時40分頃発車し、14時11分頃伊豆急下田駅へ到着。帰りは15時31分頃伊豆急下田駅を出発し、17時29分頃小田原駅へ到着。いずれも旅行商品として5月中旬頃に(株)びゅうトラベルサービスより発売予定。申し込みは2名以上から。

出発駅・到着駅となる小田原駅や伊豆急下田駅では伊豆の皆様によるお見送り・お出迎えが行われるほか、沿線ではこれまで「IZU CRAILE」の運行を支えてきた関係者がお見送りをするとのことです。

鉄道チャンネル編集部
イメージ写真:Pixta