関西移住者が多い湖西、野洲市以北で言葉と文化が変わる…琵琶湖のほとりにある4つの表情を体感できる滋賀県のリアル_地元写真家に聞く

2020.02.12

戸田恵梨香 主演 NHK朝の連続テレビ小説「スカーレット」の舞台、信楽を含む滋賀県は、もう新幹線でスルーしてはいけない―――。

東京から新幹線ひかりと在来線を乗り継いで3時間。日本最大の湖、琵琶湖をぐるっと囲むように存在する、滋賀県。

滋賀県観光振興局は、都内で説明会を開き、滋賀県のリアルにホットな話題を教えてくれた。

まず滋賀県ってどういう位置にあるか。東海道新幹線を日ごろ使う人にとっては、伊吹山や琵琶湖、近江鉄道が車窓に映る地としてなんとなくスルーしてるかもしれない。東京から乗れば、「ただいま米原を通過しました」という案内表示が出て、「あもうそろそろ京都だ」とおもうだろう。

在来線利用者や青春18きっぷ旅では、米原という駅が、東海道線へ北陸線へと乗り継ぐ列車旅の要衝に。駅弁も駅そばもうまい。

大阪と金沢を結ぶ特急サンダーバード(雷鳥)を使う人にとっては、高速で駆け抜ける湖西線から琵琶湖がみえる区間として知られる。

でも! ここでじっくり滋賀県を歩いてみようじゃないか! ってことで、滋賀生まれ滋賀育ちで現在も大津に在住する地元写真家 山崎純敬カメラマンのが、同説明会で、リアルな地元滋賀のキャラクターについて教えてくれた。

近江商人の湖東、信楽の湖南、アウトドア系の湖西……

滋賀県を語る場合は、いつも4つのエリアにわけて語られる。その4エリアとは琵琶湖を中心とした、湖東・湖西・湖南・湖北。

朝ドラで話題の信楽や大津は、湖南。湖東は近江商人発祥の地で、東海道線や近江鉄道が走る地。湖北は鉄道好きには北陸線のループと山深い車窓が印象的。湖西は関西エリアからの観光客を引き寄せるグランピングやキャンピングなどの施設が多い地としても知られる。

今回の滋賀県観光振興局 説明会で来場者を唸らせたのは、山崎カメラマンが教えてくれる4エリアの文化・人の特長について。

多賀町や近江八幡市を含む湖東は、「近江商人を数多く排出している地域で、郷土独自の産業でかつて栄えた地。野洲市以北で言葉と文化が変わる」と山崎カメラマン。

高島市などを含む湖西は、「関西からの移住者・Iターンが増えている。クラフトマンやクリエーターのアトリエや工房が多い。アウトドア好きは湖西で遊ぶ。富士五湖周辺と同じような存在。キャンプやカヌーで遊んでいるうちに宿をはじめたりログハウスを立てたりとかで移住しちゃう人が多い」(山崎カメラマン)。

大津市や甲賀市、守山市などを含む湖南は、「人口が最も多いエリア。京都・大阪へ通勤する人も多い。積雪も少なく、人口は湖南エリアに集中し、守山市・草津市では近代的なまちづくりが盛ん。また、甲賀市は滋賀で最も気温が低い地としても知られる」(山崎カメラマン)。

米原市や長浜市を含む湖北は「関東からの移住者、Iターン・Uターンが少しずつ増えている。北陸の気候で積雪も多い。おだやかな人間性で観音信仰をもつ人が多い」とも教えてくれた。

―――なるほど。地元の人だからこそわかる、リアルないまの滋賀。山崎カメラマンのアドバイスと基本をおさえたところで、滋賀県をどう歩くか、いろいろ計画してみて。

https://www.biwako-visitors.jp/

画 文:鉄道チャンネル


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