黄金町駅を出発しました。黄金町駅から京急線はほぼ直線で西南に進みます。井土ヶ谷駅の先で90度左にカーブしてからは、ほぼ南下して浦賀駅に向かいます。地図では真っ直ぐに見えますが実際の感覚ではS字カーブだったりします。右カーブの先に南太田駅。相対式ホーム2面4線。中央は上下の通過線、ホーム側が待避線です。新幹線のこだま停車駅みたいですね。普通列車(各駅停車)浦賀行はホーム(待避線)に入ります。

浦賀側にはトンネルがあります。

ここからは【駅ぶら】カット。この日は2日目の撮影で、朝イチに安針塚駅からスタートして、この南太田駅で終了しました。午前中は天気が良かったのですが、この時点では夕方に近づいて曇ってきました。上りホームから浦賀方面ですが両ホームとも緩急接続で列車が停まっています。上りホームは「普通品川行」。下りホームは「普通浦賀行」です。

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階下の改札口はホーム品川側にあります。けっこう離れています。

駅名標。1930年(昭和5年)湘南電気鉄道が浦賀駅~黄金町駅までが開業した時に作られた駅です。1987年(昭和62年)待避線が設けられ優等列車の通過待ち(緩急接続)が可能になりました。

この地域は、久良岐郡太田村でした。1889年(明治22年)の町村制が施行され戸太村大字太田になりました。1901年(明治34年)横浜市に編入された際、既に関内地区に太田町があったため、その南側にあるということで南太田町になったという経緯があります。

階下の改札口にきました。

改札口の外から。改札に時計がないのは珍しいですね。

夕方になってきたので慌てて駅の周辺を歩いてきます。

【駅ぶら03】京浜急行56 に続きます。

(写真・記事/住田至朗)