特急列車などで活躍する2700系気動車

JR四国は「アンパンマン列車」20周年を記念し、4月から翌年3月まで1年がかりで様々なキャンペーンを展開します。注目度が高いのは土讃線2700系アンパンマン列車でしょう。昨年デビューしたばかりの新型2700系が、土讃線2000系アンパンマン列車の後を継いで夏ごろに登場します。高知駅では出発式も開催される模様。

では現在活躍している2000系アンパンマン列車は? 告知チラシには「ラストランツアーを企画」(夏)という記載がありましたが、その後の動向については触れられていませんでした。気になってJR四国担当者にお尋ねしたところ「廃車の予定」とのことで、現時点では塗装を戻して運転したり動態保存する予定もないそうです。

イベント・企画が目白押し

20周年記念ロゴマーク
(c)やなせたかし / フレーベル館・TMS・NTV

イベント期間にあたる4月~翌年3月まで、20両ある全アンパンマン列車に20周年記念ロゴをデザイン。四国内の主な駅にはのぼり旗を掲出し、グループ会社を含むJR四国社員が「20周年記念ネームプレート」を着用します。高知駅階段ラッピングも期間限定で「20周年記念デザイン」になり、秋には20周年きっぷも発売します。

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土休日に運転している「ゆうゆうアンパンマンカー」を月曜日と金曜日の平日にも特別に運転。秋期には四国をぐるーっと1周するアンパンマントロッコ臨時運転ツアーも企画するということで、思いがけないところでアンパンマン列車と出会えるかもしれません。

その他にもスタンプラリーなどのイベントやグッズプレゼント企画が目白押し。各施策の詳細はJR四国さんのチラシをチェックしてみてくださいね。

告知チラシ 画像:JR四国

鉄道チャンネル編集部