「四国まんなか千年ものがたり」でスイーツ食べまくり旅【JR四国】出発編
JR四国が運行する「四国まんなか千年ものがたり」。伊予灘ものがたりに続く2番目の観光列車として、2017年4月より運行を開始し、多度津駅~大歩危駅間を土讃線経由で1往復しています。
キハ185系気動車には四季の移ろいを表現した鮮やかなデザインが施され、1号車「春萌(はるあかり)の章」は緑色、2号車「夏清(なつすがし)の章」は青色、反対側の「冬清(ふゆすがし)の章」は白色、3号車「秋彩(あきみのり)の章」は赤色を基調とした外観に。大自然の中に美しいカラーリングが映えて輝いています。
車内は、木の温もりを感じられる落ち着いた空間。若葉の芽吹きをイメージした1号車は、若草色に彩られたソファーが褐色の室内から鮮やかに浮かび上がるデザインです。私が着席した3号車は色づく山々、熟れた果実をイメージし、座席は讃岐平野の水田に頭を垂れる稲穂の黄金色、大歩危、小歩危の渓谷を深紅に染める紅葉色に染まっています。
大歩危駅をいよいよ出発!約3時間の旅が始まります。今回乗車させて頂いたのは、「四国まんなか千年ものがたり」で絶品スイーツが堪能できる『スイーツしあわせの郷紀行コース』。アテンダントさんのアイデアから生まれた特別企画で、年に数日しか行われないスペシャルなイベントです(毎年開催中)。
まず運ばれてきたのは味匠「藤本」が手掛ける特製和軽食。スイーツ前の軽食として、新鮮な野菜や海の幸が遊山箱に入って提供されます。宝石箱みたいで美しいですよね。ここで軽く腹ごしらえをして、メインのスイーツに備えます(笑)
徳島、香川の緑豊かな大自然が旅を更に彩ってくれます。天気も良いので車窓から見える美しい景色も満喫できました。
2号車に移動すると、目の前には美味しそうなスイーツたちが!なんと素晴らしい光景!!鉄道チャンネルの番組でスイーツ娘をやっていた私にとっては夢のような空間です。。
列車の中とはとても思えず、まるで高級ホテルのスイーツビュッフェに来ているような感覚に。マカロンタワーが揺れで崩れないのが不思議でした(笑)
撮影タイムもあるのでゆっくりインスタ映え写真を撮ることもできますよ。撮影を終えたら、スイーツが運ばれてくるのを待ちます。
「四国まんなか千年ものがたり」の旅では、途中駅で降車できるのも楽しみの一つ。阿波川口駅は狸の伝説が残る場所として有名で、たくさんのタヌキさんたちが出迎えてくれました。地元の特産品の販売ブースもありましたよ。
到着編(https://tetsudo-ch.com/10157753.html)へつづく。。
(記事:柏原美紀、写真:神森沙織)