鉄道物件を斜めから見ていくシリーズ「ここどこ?」―――今回は、下りの線路から上り線へ移る特急列車の姿がみえる現場へ。

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写真は2011年夏の風景。写真をみてこの時点でピンとくる人は、さすが。

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現場は、埼玉県久喜市。久喜市栗橋B&G海洋センターの駐車場前付近。

どうして、都心方面の上り列車が、下り線を走るか―――。

JR+東武 デッドセクションがある栗橋

最初の画像はJR東日本253系200番台OM-N02編成。新宿と日光を、東武日光線経由で結ぶ、JR+東武 直通列車。

その上り列車が、東武線の線路を離れ、栗橋のデッドセクション(JR+東武)を通過し、乗務員交代のための運転停車を経て、出発したところ。

写真のように、ちょっとだけ下りの線路を通って、上り線へと移る。

頭上を行く築堤の線路は、東武日光線。

すこしだけ欲をだすと、東武100系スペーシアが、このポイントを通過するシーンを見たかった。

自社の線路を離れ、その下をくぐってJRの線路をトリッキーに走る姿を……。
 
 
―――きょうも、「ここどこ?」という地をさ迷いながら、答えを探しに歩くシリーズ「ここどこ?」。

次回はどんなスポットに鉄道物件が隠れているか……!?