雪景色 静かに時間が流れます【50代から始めた鉄道趣味】261

2020.05.05

※2014年3月撮影

トップ画像は、小樽手前の車窓、石狩湾。

さて、青春18きっぷ鉄道旅vol.11、初めての北海道2日目は5時起き、素泊まりなので朝食はありません。そもそも昨日、函館駅で焼きそばを食って以来の断食なのでハラが超へっています。長万部駅まで凍った道を歩いてきます。途中にコンビニはありません。青春18きっぷ飢餓試練が続きます。駅も凍っています。

※2014年3月撮影

6:12発の小樽行に乗ります。JR北海道キハ150系4両編成。積雪急勾配区間運行に450PSの直噴式ディーゼル機関を搭載しています。雪のない季節はキハ40系がノソノソ走っていました。

向こうではキハ40-1797が暖気運転していました。東室蘭方面に行くのかな。

※2014年3月撮影

昆布駅でキハ150-101の行先標。昆布駅で1両が切り離され長万部行になって戻ってゆきました。

※2014年3月撮影

さらに倶知安駅で車両切り離し、2両編成になって小樽駅に9:16着。千歳行に乗り継いで、10時前に手稲駅でも乗り継ぎ、時間が19分あったので弁当を買ってようやく飢餓から解放されました。手稲発「いしかりライナー」岩見沢行に乗って11:17岩見沢駅に到着。大きな駅です。

※2014年3月撮影

次の旭川行まで2時間32分もあるので岩見沢駅構内をゆっくり歩きました。三代目駅舎が漏電で全焼した後、2005年(平成17年)鉄道駅としては全国初のデザイン・コンペで376案から選ばれた四代目の駅舎です。

この有明連絡歩道が何とも美しい。

※2014年3月撮影

連絡歩道の北側から岩見沢駅構内を見ています。函館本線、室蘭本線(終点)が乗り入れる駅ですが、石炭生産が盛んだった時代には、幌内炭鉱や空知炭鉱から運ばれてくる大量の石炭を室蘭、苫小牧の港に運ぶ貨物列車の集積地だったのです。

※2014年3月撮影

北側には近代建築遺産、準鉄道記念物の岩見沢レールセンターが見えます。1899年(明治32年)に完成した建物ですが現役なので内部の見学などは滅多に実施されない不定期の一般開放以外はできません。

※2014年3月撮影

ホームからは電車が3種類見えました。左から、古い順番です。国鉄711系近郊型交流電車。函館本線電化事業と並行して開発された徹底した耐寒耐雪機能を持つ北海道向け車両。1968年(昭和43年)から改良されながら114両が製造されました。しかし製造から時間が経ち、ちょうど筆者が北海道に行った2014年の8月のダイヤ改正で大幅に721系に置換され、2015年(平成27年)のダイヤ改正で全車が引退しました。廃車です。わずかですが静態保存されています。

真ん中は、JR北海道721系近郊型交流電車。1988年(昭和63年)から135両が作られました。主に老朽化の進む711系に置き換えられました。

右のホームに入って来るのは、当時登場したばかりのJR北海道733系通勤型交流電車。731系をベースにユニバーサルデザイン、バリアフリー対応などが盛り込まれました。千歳空港を結ぶ「快速エアポート」や北海道新幹線開業から新函館北斗~函館間を結ぶ「はこだてライナー」にも用いられています。

※2014年3月撮影

遅々として乗り継ぎ待ちの2時間32分が経ちません。

もう見ることのできない711系電車です。

今日は端午の節句。小学生の頃、東京都の「河童のバッチ」を付けていれば「こどもの日」は、井の頭公園、恩賜上野動物園にタダで入れたことを思い出しました。今はどうなんでしょう?

(写真・文/住田至朗)


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