【鉄の一瞥 11】 阿武隈急行 やながわ希望の森公園前駅 2017年1月22日(日)撮影

2017.01.24

やながわ希望の森公園前駅

いやぁ。初めて見たのでちょっとビックリしました。

長い駅名では南阿蘇鉄道の「南阿蘇水の生まれる里白水高原駅」が有名ですが、この駅は日本で5番目とか、その辺りの長さの様です。しかし、駅名標がふつーの3倍以上あるのではないでしょうか?

たとえば、こちらは同じ阿武隈急行の岡駅です。旧国鉄時代に丸森線の駅として1968年(昭和43年)に開業しています。阿武隈急行の駅名標ですが、ごくフツーです。

岡

やながわ希望の森公園前駅は1988年(昭和63年)に第三セクター阿武隈急行になってから開業しています。

やながわ希望の森公園前駅のたたずまいに特に奇異な点はありません。

やながわ希望の森公園前駅

阿武隈急行は、元は旧国鉄丸森線、東北本線の急勾配区間を蒸気機関車時代に輸送量増加の目的で1953年(昭和28年)に計画された路線だったのです。しかし着工が1964年(昭和39年)と遅く、肝心の東北本線が1961年(昭和36年)には福島〜仙台間が電化されたために、丸森線(槻木〜丸森間)は非電化盲腸線のまま不要になってしまったのです。言わば、時代に翻弄された路線でした。

1980年(昭和55年)の国鉄再建法で工事が凍結、第三セクターの阿武隈急行に事業が移管され1988年(昭和63年)に福島〜槻木間が全線電化されようやく開通したのです。

しかし実際に乗ってみると、元々の計画が東北本線のバイパス線であったため、沿線の集客を考慮していないことが何となく分かります。駅が市街地と言わず、集落からも離れた場所にあるのです。

阿武隈急行さんの苦労がしのばれます。

※写真は全て筆者が撮影したものです


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