JR東海キヤ95系気動車DR1編成

早朝の高山駅で珍しい車両を見つけた。「ドクター東海」JR東海キヤ95系気動車だ。3両編成が2本、名古屋車両区にある。写真からは信号・列車無線などの通信関連の測定を行うキヤ95ー101なのが分かる。つまり、こちらは古い1996年就役のDR-1編成の様だ。
JR東海キヤ95系気動車DR1編成

軌道と電気の検測を同時に出来る上に気動車なので非電化路線も走ることができる。JR東海路線の他、伊勢鉄道、樽見鉄道、天竜浜名湖鉄道などの検測もこのキヤ95系が行っている。ベースはJR東海キハ75形、時速120kmでの検測が可能で営業列車が運転中の時間帯でも他の列車運行に支障なく検測列車を走らせることができる様になった。

JR東海キヤ95系気動車DR1編成

DR-2導入とそれによるDR-1の機器更新から10年が経った。今でも各路線を月に2回(昼と夜)軌道検測を行っている。JR西日本のキヤ141系気動車やJR東日本のキヤE193系気動車にも会ってみたい。

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(写真・記事/住田至朗)