東海道新幹線で唯一 DtoDトランスファできない領域

2020.05.18

急な出張とかで、事前準備もなく出てしまい、現地で「うわっそうなの!? どうするこれ?」っていうこと、誰でも一回はあるはず。

乗り換えようとしても、乗換検索でベストな結果が出てこない……そんなこともある。

たとえば東海道新幹線。東京と新大阪を結ぶ東海道新幹線には、DtoDトランスファできない領域がひとつだけある。

そこは、新富士駅。

新富士駅は、東海道新幹線で唯一、ほかの鉄道路線が接続していない駅。JR在来線も私鉄線も、ない。

だいたいの新幹線駅は、在来線や私鉄に乗り換えられる。この新富士駅は、新幹線だけがとまる駅で、しかも こだま しかとまらない。

どこまでも、ピュア。

新富士駅は、請願駅という成り立ち。請願駅とは「地元の要請を踏まえ、地元の費用負担等により設置される駅」(国土交通省)、「地方自治体・地元住民・新駅周辺企業等の要望により開設された鉄道駅」(神奈川県)。

東海道新幹線 三島と静岡の間にできた新富士駅は、総費用133億円、うち静岡県が23%、富士市が49%、周辺市町村が5%、民間寄付等が22%、負担したという。ちなみに三島駅も請願駅のひとつ。

こうした経緯から、東海道新幹線と並走するJR在来線の東海道線 富士駅は、ここ新富士駅から歩いて25分 2km かかる。

東海道新幹線 新富士駅は、駅構内で電車(D)から電車(D)への乗り換え、DtoDトランスファができない駅だった。

だから、新富士駅を降りた出張系は、現場への移動はほとんどがタクシー。または現場からの送迎車。たまに、バスで富士駅へむかう人もいる。
 
 
――― この新富士駅付近から、東海道線 富士駅へむけて非電化の線路がのびていた。その線路のうえを走っていたディーゼルカーを追いかけたログは、またこんど。
 
 
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