飯井駅 写真:山口県

山口県ではJR西日本の協力を得て、2020(令和2)年6月20日(土)から7月25日(土)にかけて、長門市駅、下関駅で「飯井駅」および「梅ヶ峠駅」の来駅証明書とグッズを配布する。

飯井(いい、Ii)駅は山口県萩市にある山陰本線の無人駅。1日の乗降客数は8人(2018年度)と少ないながら、ホームから日本海が見渡せる構造になっており、ローマ字表記では日本一短い駅名であるなどの特徴がある。

長門市駅では飯井駅(またはそれ以遠)行きの乗車券を購入し、来駅証明書の受取を希望した方に来駅証明書とキハ40系がデザインされたブックカバーを配布する。配布枚数は1人1枚まで、先着300名。長門市駅の営業時間は6時30分~19時45分。

梅ヶ峠(うめがとう)駅は山口県下関市にある山陰本線の無人駅。東経130度54分に位置する本州最西端の駅であることが知られている。

下関駅のみどりの窓口では、梅ヶ峠駅行き(またはそれ以遠)の乗車券を購入し来駅証明書の受取を希望した方に来駅証明書と駅スタンプ(押印したもの)を先着300名に配布する。下関駅のみどりの窓口営業時間は7時~11時と15時~19時。お昼は営業していない。

日本には他にもJR九州本線の小江駅(Oe)や指宿枕崎線の頴娃駅(Ei)、神戸電鉄線の粟生駅(Ao)などローマ字表記で2文字の駅がある。漢字・仮名文字表記であれば日本一短いのは三重県の津駅。

鉄道チャンネル編集部