山中に信号場がありました【50代から始めた鉄道趣味】390
※2014年12月撮影
トップ画像は、都城駅。大きくて立派な駅舎がありました。
11時53分に南宮崎駅を出た日豊線西都城行に乗っています。
清武駅で列車交換。上り列車は、JR九州783系交流特急形電車。国鉄分割民営化後、JRグループ初の新型特急車両として1988年(昭和63年)にオールステンレス車体で登場しました。
※2014年12月撮影
田野駅でも列車交換します。上り普通列車は、筆者の乗っている西都城行と同じJR九州817系交流電車です。
※2014年12月撮影
田野駅から先は急速に山の中を走り始めました。青井岳駅の手前で線路を猿が横切りましたがカメラの起動が間に合いません。この辺りが難しいんです。コンデジを常時起動しているとバッテリーが消耗してしまいます。
青井岳駅。この駅には、数年後に列車交換の際にゆっくり駅を見ましたが、山の中でなかなか空気が清涼でした。この時は列車交換無し。
※2014年12月撮影
青井岳駅から5.4kmで楠ヶ丘信号場。タブレット閉塞時代に駅員さんが常駐していた駅舎が残っていました。この信号場は何度もコラムに書いていますね。
※2014年12月撮影
右手前に信号機(?)が立っています。航空写真で見ても周囲は深い山の中、全く人家はありません。2019年(平成31年)に通った時には建物が撤去されていました。周囲に道路は無いので鉄道車両で来て建物を壊し、廃材を積んで戻ったのでしょうね。
※2014年12月撮影
山之口駅では列車交換は無しでした。山間部を脱した雰囲気です。
※2014年12月撮影
12時52分、ほぼ1時間で都城駅に到着。列車は西都城行ですが、ここで降ります。西都城駅に行かない理由は、単純に都城駅に初めて来たので、駅を見たかったということです。もちろん西都城駅にも行ったことはありませんけれど。
※2014年12月撮影
1913年(大正2年)開業の歴史のある駅です。駅舎正面。引いた画がトップ画像です。撮影したのが2014年(平成26年)12月26日なので、もうお正月の門松が飾られていました。
※2014年12月撮影
ここから同じJR九州817系交流電車の鹿児島中央行に乗り換えました。
※2014年12月撮影
西都城駅です。
※2014年12月撮影
慌てたので前面ガラスが写り込んでいますが、左に少し延びて途切れているのが1987年(昭和62年)に廃止された志布志線の高架線跡です。
※2014年12月撮影
横の窓から撮りました。高架線がプッツリ切れています。不思議な眺めです。
※2014年12月撮影
では鹿児島中央画を目指します。
※筆者は既にコラムなどで青春18きっぷ鉄道旅の写真を度々使用しています。重複していますが、御容赦ください。
※価格などは2014年当時のものです。
(写真・文/住田至朗)