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2020年6月現在、「「国鉄」が生む新たな交流 総社市に鉄道ギャラリーをオープン!」と題したクラウドファンディングが行われている。

まちづくり会社 縁社屋が主導し、岡山県 総社駅前のビルに国鉄関係のグッズを展示するギャラリーとワークショップスペースを作ろう、という計画だ。プロジェクトを牽引するのは岡山県総社市のアンティークショップ「SHELTER」を運営する安達勝利(あだちかつとし)さん。

同店舗には昭和レトロから骨董まで時代を感じさせるものが数多く陳列されているが、ある出会いを機に、鉄道プレートや制服などがぞくぞく集まる国鉄グッズの店となった。

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氏はアンティークショップという仕事を通し、国鉄関連のグッズを後世へ残していきたい、国鉄車両を語り合う人たちの間で交流が生まれるような、歴史を繋いでいく場を作りたいといった思いから、合同会社縁社屋というまちづくり会社をつくり、クラウドファンディングを立ち上げたという。

クラウドファンディングは目標金額を達成した場合のみ支援金を受け取れるAll-or-Nothing方式で行われており、6月26日現在の支援総額は795,000円。すでに第一目標金額は達成し、次の目標である100万円を目指して邁進中だ。支援募集は6月30日(火)午後11時まで行われており、支援者にはリターンとして井原鉄道記念入場券や鉄道グッズ・写真などが発送される。

総社は特急やくもの走る伯備線沿線に位置し、同駅は吉備線の終点駅であると同時に井原鉄道の井原線の起点駅でもある。総社市内の石原公園にはかつて伯備線を走っていた蒸気機関車が保存されており、地域内には鉄道ファンも多い。

鉄道チャンネル編集部