トワイライトエクスプレス再現車両が糸魚川駅に登場! A寝台と食堂車の雰囲気がいつでも味わえる
2020年8月9日(日)、糸魚川駅(新潟県)でトワイライトエクスプレスの再現車両公開記念式典が行われ、一般公開が始まった。
トワイライトエクスプレスは、かつて大阪~札幌間で運行されていた豪華寝台特急。車両は客車9両・電源車1両・機関車1両の計11両で編成されており、中でも「A寝台(スイート)」の人気は高く、予約が取れないことで知られていた。定期運行終了までの乗車人員は約116万人。
その名称「トワイライトエクスプレス」は、現在運行しているJR西日本の豪華寝台列車「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」に継承されている。
糸魚川市は2015年の北陸新幹線(長野~金沢間)開業後の更なる糸魚川駅の活性化や、2016年12月に発生した駅北大火からの復興に向けた賑わい創出を図り、JR西日本から譲渡された客車備品の一部を活用し、「A寝台(スイート)」と「食堂車」の一部を再現した車両を制作。材料として糸魚川産の杉を使用した。
同再現車両は糸魚川市での公開に先立ち、六本木ヒルズ森タワー内で開催された「特別展 天空ノ鉄道物語」(2019年12月3日~2020年3月22日)に出展し、耳目を集めた。糸魚川市では9日以降、糸魚川ジオステーションジオパル 「キハ52待合室」で展示される。
車両内は平日・休日問わずジオパル開館日であれば見学できる。見学可能時間は午前10時~午後3時。
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鉄道チャンネル編集部
写真提供:新潟県糸魚川市