写真提供:四国ツーリズム創造機構

四国4県の自治体と観光・経済団体、JR四国などで構成する四国ツーリズム創造機構は8月26日から、定額制観光パス「四国旅ぱす。」を発売する。新型コロナウィルス感染症で打撃を受ける四国観光の再生が狙い。

スマートフォン普及に伴って交通、観光、飲食、レンタルDVD業界などに広がるサブスクリプションのビジネスモデルを応用。〝定額入場施設割引〟と称し、スマホにダウンロードした旅ぱすアプリで2500円(大人、子供共通)の定額プラン(パス)を購入すると6ポイントもらえる。対象は4県の主な観光スポットで、ポイント内で最大6施設まで入場できる。来年3月末まで利用可能。

四国ツーリズム創造機構は四国観光復活を目指す「とっておき!四国キャンペーン」を展開中で、誘客の実行策として「旅ぱす。」を考案した。購入者がアンケートに回答すると、先着2020人に無料でポイントを進呈する。JR四国は今後、「旅ぱす。」と企画きっぷを組み合わせた特別商品を設定・販売する。

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文:上里夏生